2020-02-19 第201回国会 衆議院 予算委員会 第14号
そして、専門的になりますが、グランドファザリングについても先生から御指摘がありました。 環境省としては、毎年、電力事業分野のレビュー、この電力事業レビューをやっていますが、これまでの電力事業レビューのように、電力業界の自主的取組が緩くならないように、それを支える政策的な対応の取組状況についても厳格な評価を行っていきます。
そして、専門的になりますが、グランドファザリングについても先生から御指摘がありました。 環境省としては、毎年、電力事業分野のレビュー、この電力事業レビューをやっていますが、これまでの電力事業レビューのように、電力業界の自主的取組が緩くならないように、それを支える政策的な対応の取組状況についても厳格な評価を行っていきます。
また、あと、グランドファザリングというのを経産省がやっていますね。
これを、高度化法、四四%を達成するために、そして、それ、ちょっと時間的猶予を与えようということで、グランドファザリングというものも導入して数値を決めていくということになっています。
高度化法の中間目標やグランドファザリングのあり方については、現在資源エネルギー庁において議論が進められており、これまでもこの議論の状況に関する情報提供をいただいております。 今後も、環境省として、非化石エネルギー源の利用促進施策の実施に当たって、経産省と連携を図り、必要な協力を行ってまいります。
経産の方では、村瀬さんとも、グランドファザリングの目標設定のあり方だとか、それによって目標に対する達成する確度が落ちちゃいかぬよねという話も何度かやりとりさせてもらいましたが、この高度化法の十六条は、経産大臣は云々と、そして最後に、環境大臣と緊密に連携し、及び協力をして行うものとするという文言があります。
例えば、グランドファザリングがあるじゃないですか、あれは経産省が、制度を持ってしっかりやりますと村瀬さんも言っているけれども、環境省が思ったとおりの確度になっていなかったときに、それは後から言って変わりますかね。私は非常にそこは懐疑的に思っています。
それと、グランドファザリングについてはいろいろな意見があると思いますが、私は余り過度に緩い設定をすると目標達成できないんじゃないかなと思っています。エネ庁の資料だとEUのETSの事例が出ているんだけれども、これって二〇〇五年から三〇年で二十五、六年間かけて段階的にフェーズを緩くしていくぜという話で、もう日本は残された時間は十年ですよね。
御指摘のグランドファザリングにつきましては、御承知のとおり、各事業者の現状の非化石電源比率に違いがあって、非化石電源へのアクセスが限定されている新電力などの事業環境の激変を緩和するという観点から、中間評価の基準導入後の数年間にわたって、導入の状況等の実態を踏まえて目標値の特例措置を講ずるものでありますけれども、最終的には、この特例措置は縮小させながら目標値を引き上げて、四四%の一律の規律は変えないという
特に、グランドファザリングについては、これは導入するとちょっと目標に対する確度が下がるんじゃないかなと俺は非常に心配をしています。この辺については緩くなることがないように、村瀬さん、しっかりやってもらいたいなと思います。
○加藤修一君 排出量取引制度の関係で議論をしていくという話、共有するということも含めてということだと思っておりますが、制度設計の過程では、これはベンチマーク方式、グランドファザリング方式、あるいはオークション方式、大きく言えば三つあるわけでありますけれども、こういったことについては議論があったんでしょうか。 それから、原単位方式ですね。
イメージ的に、先ほど最初の大臣の御説明からいけば、グランドファザリング一本じゃないんだと、ベンチマークも含めて検討するんだというような意味合いで私は理解しておきたいと思います。
こういう質問に変えたいと思いますが、排出権をやるときに、グランドファザリングとかベンチマークという手法があります、この説明はもう差っ引きますけれども、大臣としてはどっちを重要視したいと思われていますか。
十年間のグランドファザリングが行われるとかいう点がそうしたことであります。 それと同時に、今後も、ことしじゅうに案が確定するわけでありますが、そのコアキャピタルの定義というものについてはしっかりと我が国の実情に合った定義にしなくてはいけないと思っておりますので、まずこの部分でしっかり国際交渉に臨むということが御懸念のような事態を招かない一つの重要なかぎだと思っております。
それ以外に、初期割当てに関しては、いわゆる過去の排出量を基準とするグランドファザリングという方法とか、あるいは今我が国でもセクター別アプローチとの関係で議論が進んでいる原単位という、ベンチマーキングという制度とか、あるいは最近EUで排出量取引の指令案の方で出てきているオークションの制度とかというのがございまして、最終的には排出枠取引というのは、最も公平な割当てというのはオークションまで行くということが
例えば、この国内排出量取引制度の対象が課題、論点になるわけでございますけれども、まず、化石燃料の輸入販売元を対象にするような、いわゆる上流に割り当てるやり方、また、化石燃料等を実際に使用する発電所とか工場を対象とするような、下流に着目した割り当てをするやり方、またその割り当ての方法、これも非常に重要な論点でございますけれども、過去の排出実績を踏まえたグランドファザリング、対象技術の水準に着目いたしました
つまり、今までの方式だと、グランドファザリングといって、要するに実績値、既得権ですね。既得権というのは、たくさん出していた人がたくさん出す権利を、その上限を持っているということは、サボっているやつほど得という、世の中の大原則として努力が報われるということが大原則にないと、サボっているやつほど得をするといったらだれも努力はしませんから、そこで基準点をどこにするか。
○鴨下国務大臣 先生のお話は、多分、キャップ・アンド・トレードに関してのキャップのあり方、こういうことについてのお話なんだろうと思いますけれども、EUは、過去のキャップ・アンド・トレードの中では、主に、グランドファザリングといいまして、トップダウンで排出量を割り当てていくというような仕掛けをつくったわけでありますけれども、その中に一部ベンチマーク方式を入れて今まで運用してきた。
そして、EUでは排出量取引全体が今フェーズ2に入ってきておりますけれども、そういう中で、いわゆるトップダウンのグランドファザリングについて制度的にやや問題がある、こういうようなこともいろいろ各国から出てきたようでありますから、こういう時期において、日本は福田総理がダボスで発言したことを基本に、しっかりとした日本のルール、こういうものを提案して、国際的な標準になるような、こういうような努力を私どもとしてもしっかりと
したがいまして、我々としては、現状の制度をベースにしておりますので、その現状の制度をベースにして一定の対策の実施を前提にしたグランドファザリングというのが妥当だろうというふうに思っております。
削減義務量の設定なんですけれども、このやり方は基本的にいわゆるグランドファザリングと言われるものに多少味を付けているということだと思うんですが、この方式を決定なさるに当たってオークションということを御検討になられたかどうか。もし、それで、やめたということであれば、その理由をお聞かせいただきたいということなんですね。
こういうふうに言ったわけでありまして、これはその後のG20の中でも多少議論になりましたけれども、実際には、先生おっしゃるような国別総量目標を別にしてセクター別だけがあるということじゃなくて、国別総量目標という大目標に向けて一つの算出方法としてセクター別の積み上げと、こういうものがあるんだと、こういうようなことで御理解いただいたところもあると思いますし、EUの諸国にとってみると、既存のいわゆるそのグランドファザリング
そのためにヨーロッパは、最初にグランドファザリングと申しまして実績に応じて枠を振り当てるということでやっておりましたけれども、これでは、まじめにやってきた人がより厳しい、サボってきた人が少しやればいいということで、不平等だ、余りきかないということがございました。
○鴨下国務大臣 今、ヨーロッパのキャップ・アンド・トレードの制度もこれから見直そうという時期に入ってきているわけでありますが、その中で一番今問題になっているのは、先生がおっしゃるように、トップダウンで、グランドファザリングというそうでありますけれども、そういうような形でのいわば排出枠をそれぞれに割り当てる、こういうようなことが妥当だったかどうかというようなことについては少しこれから見直さなければいけない
しかし、EUで始めましたところ、グランドファザリングで自ら、あなた方は幾ら排出しているんですかと聞きましたところ、二割も三割も増したものを出してこられました。その当時、そうですかとグランドファザリングいたしましたところ、オーバーロケーションだと今度反対をされていると、こういうことであります。 そういう経験を踏まえてオークションを原則にしていくんだという方向が今出ております。
グランドファザリングは、私たちの提案、二〇〇〇年から二〇〇四年、これは正直言いまして、非常に考え抜いて提案したというわけでは実はないんですね。仮に二〇〇〇年から二〇〇四年としてみよう、そうするとこういう計算ができるということを示したいがためだったんです。
ただ、すぐにこれを普及させるには今準備が足りないというふうに理解しているんですけれども、先生は、今論文の中で基本的にはグランドファザリング方式を御主張のように伺っております。どこかで本当に排出権取引を制度としてやるということになったら、一つのルールを作らなければいけない。これ決められない限りは制度がスタートできないという御事情、これはちょっとお分かりいただきたいんですが。
ただ、その決め方でありますけれども、これについては、EUのようにトップダウンで、いわゆるグランドファザリングという決め方ではなく、むしろセクター別に積み上げていって、最終的にどういう削減目標をつくっていくか、こういうような意味での日本のルールを世界に提案していきたい、こういうふうに考えております。
ただ、それを今度はすべての国に説得をしていくという意味においては、もうEUは既に走っていますから、ですから、いわゆるトップダウン方式というのはグランドファザリングと言いますが、それと、日本はセクター別のそれぞれの、例えば鉄鋼だったら一トンの鉄鋼を造るのにどれだけのCO2を排出するか、こういう原単位を積み重ねて、そしてそれぞれのセクターに計算をして、最終的にそれを国別の総量目標にしようじゃないか、こういうようなことを
排出枠の設定方法は、デンマークやイギリスがとっておるグランドファザリング方式にするのか、あるいはEUが盛んに推奨しておりますオークション方式にしていくのか。こういった問題の議論についても日本がリーダーシップをとれるのか、あるいはもうそれは決まったルールの中で日本も粛々とやっていくだけだ。